ウォーズマン
ライバルが仲間になるという図式はキン肉マンでも同じで。
テリーマン然り、ロビン然り、ラーメンマンももとはといえば正義超人ではなかったんですよね。
ただその図式的にウォーズマンはそれまでの超人たちと比べて、ダークな色合いが濃く、キン肉マンとは最も和解しずらい超人でもありました。
またキン肉マンのそれまでの試合において、一番尺が長かったのがウォーズマンとの対決。
単行本9巻はまるまる一冊ウォーズマンとの試合です。
それとロボ超人というそれまでになかった仕様も魅力的でしたね。ベアークローの怖さは当時小学生の自分にとってガチな恐怖でしたw
そしてその鋼鉄の強さ、そしてベアークローの鋭さが、のちのバッファローマンとの対戦で完膚なまでに打ち砕かれてしまうという逆説的な展開。
哀愁と強さと、様々な魅力、一言では語り尽くせない魅惑的なオーラがウォーズマンにはあります。